R05B83|令和5年度 准看護師試験 過去問
成人看護循環器看護循環器疾患患者の看護
虚血性心疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、虚血性心疾患に含まれる疾患が問われています。
虚血性心疾患は、冠動脈の血流が不足し、心筋が酸素不足になることで起こる疾患です。
解説
急性冠症候群は、冠動脈の動脈硬化性プラークの破綻や血栓形成などにより、心筋への血流が急に低下する病態です。不安定狭心症や急性心筋梗塞などが含まれ、虚血性心疾患に該当します。
WPW症候群は、心臓に通常とは別の電気伝導路があることで頻脈性不整脈を起こす疾患です。虚血性心疾患ではありません。
左心不全は、左心室のポンプ機能低下によって肺うっ血や呼吸困難を起こす状態です。原因として虚血性心疾患が関係することはありますが、選択肢の中で虚血性心疾患そのものとしては急性冠症候群を選びます。
心筋症は心筋そのものの障害による疾患群であり、虚血性心疾患とは区別します。
報告が必要なサイン
急性冠症候群では、胸痛、冷汗、悪心、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下、不整脈に注意します。胸痛が持続する場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.ウォルフ・パーキンソン・ホワイト(WPW)症候群
誤り。
WPW症候群は副伝導路による不整脈の疾患です。虚血性心疾患ではありません。
2.左心不全
誤り。
左心不全は左心室のポンプ機能低下による状態です。虚血性心疾患が原因となることはありますが、虚血性心疾患そのものとしては急性冠症候群を選びます。
3.心筋症
誤り。
心筋症は心筋そのものの障害による疾患で、虚血性心疾患とは区別します。
4.急性冠症候群
正しい。
急性冠症候群は冠動脈血流の急な低下により起こる虚血性心疾患です。
覚えるポイント
- 虚血性心疾患は冠動脈血流不足で起こる。
- 急性冠症候群は虚血性心疾患である。
- WPW症候群は不整脈の疾患である。
- 心筋症は心筋そのものの疾患である。
- 胸痛、冷汗、呼吸困難は急性冠症候群の重要サインである。