R06A83|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進循環器疾患不整脈・ペースメーカー
直ちに自動体外式除細動(AED)が必要な不整脈はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、AEDが必要な不整脈が問われています。
直ちにAEDが必要な代表的な不整脈は、心室細動です。
解説
心室細動は、心室が無秩序に細かく震え、有効な血液拍出ができない状態です。放置すると生命に直結するため、直ちに胸骨圧迫とAEDによる除細動が必要です。
AEDは心電図を自動解析し、除細動が必要かどうかを判断します。心室細動や無脈性心室頻拍は、除細動の対象となる代表的な不整脈です。
一方、心房細動、WPW症候群、徐脈性不整脈は、病状により治療が必要ですが、心停止時に直ちにAEDで除細動する不整脈としては心室細動を選びます。
救急看護のポイント
反応がなく、普段どおりの呼吸がない場合は、すぐに応援を呼び、胸骨圧迫を開始し、AEDを手配します。AEDが到着したら音声指示に従います。
選択肢の確認
1.ウォルフ・パーキンソン・ホワイト(WPW)症候群
誤り。
WPW症候群は副伝導路による頻脈発作を起こすことがありますが、直ちにAEDが必要な代表的不整脈ではありません。
2.心室細動
正しい。
心室細動は心室が無秩序に興奮し、血液を有効に送り出せない致死的不整脈です。直ちにAEDによる除細動が必要です。
3.心房細動
誤り。
心房細動は心房の不規則な興奮による不整脈です。血栓塞栓症などに注意しますが、直ちにAEDが必要な代表ではありません。
4.徐脈性不整脈
誤り。
徐脈性不整脈では脈が遅くなりますが、AEDの除細動対象として代表的なのは心室細動です。
覚えるポイント
- AEDが必要な代表は心室細動です。
- 心室細動では有効な拍出ができません。
- 心停止時は胸骨圧迫とAEDを早く行います。
- AEDの音声指示に従い、安全確認をして除細動します。