R06A19|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候外因・職業性疾病
石綿(アスベスト)と強い関連がある疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、石綿と関連する疾患が問われています。
石綿、つまりアスベストへの曝露と強く関連する代表疾患は悪性中皮腫です。
解説
石綿は、過去に建材などに使用されていた繊維状の鉱物です。吸入により肺や胸膜に影響を及ぼし、長い潜伏期間を経て疾患を起こすことがあります。
特に重要なのが、胸膜などに発生する悪性中皮腫です。石綿曝露歴の確認は、呼吸器疾患や胸膜疾患を考えるうえで大切です。
准看護師としては、息切れ、胸痛、咳嗽、体重減少、職業歴、住環境などを丁寧に確認し、必要な情報をチームで共有します。
ひっかけポイント
COPDは喫煙との関連が強い疾患です。石綿といえば悪性中皮腫をまず押さえます。
選択肢の確認
1.気管支喘息
誤り。
気管支喘息は気道の慢性炎症やアレルギー反応などが関係します。石綿との強い関連疾患としては選びません。
2.悪性中皮腫
正しい。
悪性中皮腫は石綿曝露と強い関連があります。胸膜に発生することが多く、長い潜伏期間を経て発症することがあります。
3.転移性肺がん
誤り。
転移性肺がんは、他臓器のがんが肺に転移したものです。石綿との強い関連疾患としては悪性中皮腫が代表です。
4.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
誤り。
COPDは喫煙との関連が強い疾患です。石綿との強い関連としては悪性中皮腫を覚えます。
覚えるポイント
- 石綿と強い関連があるのは悪性中皮腫です。
- 石綿関連疾患は潜伏期間が長いことがあります。
- COPDは喫煙との関連が重要です。
- 呼吸器症状では職業歴や曝露歴も確認します。