R06B92令和6年度 准看護師試験 過去問

食生活と栄養栄養素・食品成分たんぱく質・アミノ酸

たんぱく質制限が必要なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、肝性脳症とたんぱく質制限が問われています。

肝性脳症では、アンモニアなどの有害物質が脳に影響するため、状態に応じてたんぱく質制限が必要になることがあります。

解説

肝性脳症は、肝機能が低下し、アンモニアなどを十分に処理できなくなることで起こる意識障害です。

アンモニアは、腸管内でたんぱく質が分解される過程などで産生されます。そのため、肝性脳症では病状に応じてたんぱく質摂取を制限し、アンモニアの産生を抑える食事療法が行われることがあります。

ただし、長期的には低栄養を防ぐことも重要です。たんぱく質をどの程度制限するかは、医師や管理栄養士の指示に従います。

准看護師としての観察ポイント
肝性脳症では、意識状態、見当識、羽ばたき振戦、便秘、食事摂取量、腹水、黄疸、出血傾向を観察します。ぼんやりする、会話がかみ合わないなどの変化も報告します。

選択肢の確認

1.肝性脳症
正しい。
肝性脳症ではアンモニア産生を抑えるため、状態に応じてたんぱく質制限が必要になります。

2.十二指腸潰瘍
誤り。
十二指腸潰瘍では、胃酸や粘膜障害への対応が重要です。たんぱく質制限が基本となる疾患ではありません。

3.膵炎
誤り。
膵炎では脂肪制限や禁酒、急性期の禁食などが重要です。たんぱく質制限が代表的な対応ではありません。

4.クローン病
誤り。
クローン病では炎症状態や栄養状態に応じた食事療法を行いますが、肝性脳症のようにアンモニア対策としてたんぱく質制限を行う疾患ではありません。

覚えるポイント

  • たんぱく質制限が必要になる代表は肝性脳症です。
  • 肝性脳症ではアンモニアが脳に影響します。
  • 意識状態や羽ばたき振戦を観察します。
  • 食事制限は医師・管理栄養士の指示に従います。

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