第45回
45G45|第45回 理容師国家試験 過去問
刃物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解4
正答
4
この問題のポイント
刃物のくさび作用、接触面積と切削抵抗、コンベックス型とコンケーブ型の断面特性を問う問題です。
解説
刃物は刃先を物体へ進入させ、くさびの作用で切断面を左右へ押し広げながら切ります。刃の側面と切断面との接触が大きいほど摩擦による切削抵抗が増し、切れにくくなります。
コンベックス型は刃先側面がふくらむ形で、強度を保ちながら接触面積を小さくでき、切れ味が持続しやすい断面です。これに対し、コンケーブ型は側面をくぼませて切削抵抗を小さくする反面、刃先が薄くなり、曲がりやつぶれなどの変形を受けやすくなります。したがって記述4が誤りです。
選択肢の確認
1.刃物は、くさびの作用により刃の側面で物体を横へ押し広げながら切り進んでいく。
記述としては正しい。
刃先の進入と刃側面のくさび作用によって切断が進みます。
2.切れ刃と物体の切断面との接触面積が大きいほど切削抵抗が大きくなり、切れにくくなる。
記述としては正しい。
接触面積が増えると摩擦抵抗も増加します。
3.コンベックス型は、接触面積が小さく切削抵抗が少ないのでよく切れ、丈夫で切れ味も持続する。
記述としては正しい。
強度と切削抵抗の小ささを両立しやすい断面です。
4.コンケーブ型は、刃先に曲がりやつぶれの変形が起きにくい。
正答。記述としては誤り。
コンケーブ型は刃先が薄いため、曲がりやつぶれが起きやすい形です。
覚えるポイント
- 刃物はくさび作用で切断。
- 接触面積が大きいほど切削抵抗も大きい。
- コンケーブ型は鋭い反面、刃先が変形しやすい。
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