53G45第53回 理容師国家試験 過去問

文化論及び理容技術理論理容用具

理容刃物の材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

炭素鋼・ステンレス鋼・コバルト鋼について、主成分、添加元素、耐食性、耐摩耗性を比較する問題です。

解説

コバルト鋼はコバルトの添加により硬度や耐摩耗性が高められ、炭素鋼よりさびにも強い材料です。炭素鋼は鉄を主成分とし、炭素は約2%以下で、一般にステンレス鋼よりさびやすいため、1は含有量と耐食性の両方が誤りです。ステンレス鋼はクロムを約12%以上含み、表面の不動態皮膜によってさびに強くなります。モリブデンは鋼の性質を高める添加元素として用いられますが、理容刃物の主材料ではありません。

選択肢の確認

1.炭素鋼は、炭素が3%以上含まれていて、さびに強い。
誤り。炭素量は約2%以下で、炭素鋼は一般にさびやすい材料です。

2.ステンレス鋼は、クロムが約5%含まれていて、さびに弱い。
誤り。クロムは約12%以上含まれ、ステンレス鋼はさびに強い材料です。

3.コバルト鋼は、さびや摩耗に強い。
正しい。耐食性と耐摩耗性に優れ、切れ味を保ちやすい材料です。

4.理容の刃物は、モリブデンを主材料としたものが広く使われている。
誤り。モリブデンは合金への添加元素であり、刃物の主材料ではありません。

覚えるポイント

  • 炭素鋼は加工しやすいがさびやすい。
  • ステンレス鋼はクロム約12%以上でさびに強い。
  • コバルト鋼はさび・摩耗に強い。
  • モリブデンは主材料ではなく添加元素。

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