第47回
47G46|第47回 理容師国家試験 過去問
刃物の材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解4
正答
4
この問題のポイント
炭素鋼・ステンレス鋼・コバルト鋼を、含有元素、耐食性、加工性の違いで比較します。
解説
炭素鋼は鉄を主成分とし、炭素量が約2%以下の鋼です。したがって「鉄が2%以下」では主成分と添加元素が逆です。ステンレス鋼は耐食性を得るためクロムを約12%以上含み、炭素鋼よりさびに強い材料です。コバルト鋼はコバルトの添加によって硬度や耐摩耗性を高めた材料で、切れ味を保ちやすい反面、炭素鋼より加工しにくくなります。よって、炭素鋼の方がコバルト鋼より加工性がよいという記述が正しいです。
選択肢の確認
1.炭素鋼に含まれる鉄は、2%以下である。
誤りです。2%以下なのは炭素であり、鉄は炭素鋼の主成分です。
2.ステンレス鋼に含まれるクロムは、5%以下である。
誤りです。ステンレス鋼には耐食性を生むクロムが約12%以上含まれます。
3.炭素鋼は、ステンレス鋼に比べてさびに強い。
誤りです。クロムを含むステンレス鋼の方が一般にさびに強い材料です。
4.炭素鋼は、コバルト鋼に比べて加工性がよい。
正しいため正答です。高硬度・高耐摩耗性のコバルト鋼より炭素鋼は加工しやすい性質があります。
覚えるポイント
- 炭素鋼は鉄を主成分とし、炭素は約2%以下。
- ステンレス鋼はクロム約12%以上でさびに強い。
- コバルト鋼は耐摩耗性が高い一方、加工性は低い。
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