48G39第48回 理容師国家試験 過去問

香粧品化学香粧品の基礎

香粧品に用いられる成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

防腐、紫外線吸収、保湿、酸化防止に使う代表成分を対応させます。

解説

パラベンは微生物による化粧品の変質を防ぐ防腐剤です。パラアミノ安息香酸エステルは紫外線を吸収する成分として用いられるもので、金属イオン封鎖剤ではありません。金属イオン封鎖剤にはエデト酸塩などがあります。グリセリンは水分を引き寄せて保持する保湿剤です。BHTは油脂などの自動酸化を抑え、香粧品の酸敗や変臭を防ぐ酸化防止剤です。目的と成分名を一対一で覚えます。

選択肢の確認

1.パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ─ 防腐剤
正しい。
パラオキシ安息香酸エステル類はパラベンと呼ばれ、細菌や真菌による製品の劣化を防ぐ防腐剤です。

2.パラアミノ安息香酸エステル ─ 金属イオン封鎖剤(キレート剤)
誤りで、これが正答。
パラアミノ安息香酸エステルは紫外線吸収剤であり、金属イオンを捕捉するキレート剤ではありません。

3.グリセリン ─ 保湿剤
正しい。
グリセリンは吸湿性が高く、角質層の水分を保つ目的で化粧水やクリームに配合されます。

4.ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) ─ 酸化防止剤
正しい。
ジブチルヒドロキシトルエンはBHTと呼ばれ、油性成分の酸化による品質低下を防ぐ酸化防止剤です。

覚えるポイント

  • パラベン=防腐剤。
  • パラアミノ安息香酸エステル=紫外線吸収剤。
  • グリセリン=保湿剤、BHT=酸化防止剤。

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