49G18|第49回 美容師国家試験 過去問
衛生管理感染症主な感染症
ウイルス性肝炎に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ウイルス性肝炎の型ごとの違い(感染経路と慢性化)が問われています。
解説
主なウイルス性肝炎を整理します。
- A型肝炎……経口感染(汚染された飲食物や水)。急性の経過をとり、慢性化しません。
- B型肝炎……血液・体液を介して感染。母子感染(垂直感染)もある。慢性化することがあります。
- C型肝炎……血液を介して感染。慢性化しやすく、肝硬変や肝がんに進行することがあります。
つまり、慢性肝炎に移行することがないのはA型肝炎であり、C型肝炎ではありません。
感染対策上のポイント
美容所で特に重要なのは血液媒介感染(B型・C型肝炎、エイズ)です。
かみそりなど血液が付着し得る器具の消毒法が問われる理由になります。
選択肢の確認
1.A型肝炎は、経口感染が主な感染形式である。
記述としては正しい。
汚染された飲食物や水による経口感染が主です。
2.B型肝炎は、垂直感染することがある。
記述としては正しい。
母子感染(垂直感染)を起こすことがあります。
3.C型肝炎は、血液等を介して感染する感染症である。
記述としては正しい。
主に血液を介して感染します。
4.A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎のうち、慢性肝炎に移行することがないのはC型肝炎だけである。
正答。記述としては誤り。
慢性化しないのはA型肝炎です。C型肝炎はむしろ慢性化しやすい型です。
覚えるポイント
- A型=経口感染・慢性化しない。
- B型=血液体液・垂直感染あり・慢性化することがある。
- C型=血液・慢性化しやすい。