52G20第52回 美容師国家試験 過去問

衛生管理感染症主な感染症

梅毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

梅毒の患者数の動向、感染経路、経過、病原体が問われています。

解説

梅毒の基本事項は次のとおりです。

  • 病原体……梅毒トレポネーマという細菌(スピロヘータの一種)です。
  • 患者数……2010年代以降、わが国では増加傾向が続いています。特に若年層で報告数が増えています。減少傾向ではありません。
  • 感染経路……主に性的接触による感染です。妊娠している人が感染すると、胎盤を介して胎児にも感染し、先天梅毒を起こすことがあります。
  • 経過……適切な治療をしないまま放置すると、数年から10年以上にわたって進行し、皮膚や粘膜の症状から、心血管や神経の症状へと進み、時には死に至ります。

感染対策上のポイント
梅毒は血液を介した感染もあり得ます。
かみそりなど血液が付着する器具の消毒が重要です。

選択肢の確認

1.患者数は、2010年以降、減少傾向が続いている。
正答。記述としては誤り。
わが国の梅毒の患者数は2010年代以降、増加傾向が続いています。

2.妊娠している人が感染すると、胎盤を介して胎児にも感染することがある。
記述としては正しい。
経胎盤感染により先天梅毒を起こすことがあります。

3.適切な治療をしないまま放置していると、数年から10年以上にわたって進行し、全身症状が現れ、時には死に至ることもある。
記述としては正しい。
梅毒の経過として適切です。

4.細菌の一種である梅毒トレポネーマが病原体である。
記述としては正しい。
梅毒トレポネーマは細菌(スピロヘータ)です。

覚えるポイント

  • 梅毒の患者数は増加傾向
  • 病原体は梅毒トレポネーマ(細菌)
  • 経胎盤感染により先天梅毒を起こす。
  • 放置すると数年から10年以上かけて進行する。

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