49G38第49回 美容師国家試験 過去問

香粧品化学香粧品の基礎成分と配合目的

香粧品の品質保持に用いられる配合成分に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。 「香粧品には、微生物による変質を防ぐためにパラオキシ安息香酸エステル(パラベン)等の[A]が配合される。また、香粧品原料と空気中の[B]との接触により起こる酸化反応を抑えるため、トコフェロール(ビタミンE)等の酸化防止剤や[C]等の金属イオン封鎖剤(キレート剤)が配合される。」

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

香粧品の品質保持に用いられる成分(防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤)が問われる空欄補充問題です。

解説

空欄を1つずつ埋めます。

A 微生物による変質を防ぐために配合されるのは防腐剤です。**パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)**が代表です。

B 香粧品原料が空気中の酸素と接触すると酸化反応が起こり、油性成分が酸敗して変色や異臭を生じます。

C 金属イオン封鎖剤(キレート剤)の代表は**エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)**です。微量の金属イオンを取り込んで、酸化反応の触媒作用を抑えます。

したがって A は防腐剤、B は酸素、C はエチレンジアミン四酢酸です。

なお、イソプロピルメチルフェノールは殺菌剤であり、金属イオン封鎖剤ではありません。

美容師国試ではここを押さえる
品質保持のための3点セットは、防腐剤(微生物対策)
酸化防止剤(酸素対策)、**金属イオン封鎖剤(金属イオン対策)**です。

選択肢の確認

1.A 防腐剤 ─ B 窒素 ─ C イソプロピルメチルフェノール
誤り。
A は正しいものの、酸化反応に関わるのは酸素であり、C も金属イオン封鎖剤ではありません。

2.A 防腐剤 ─ B 酸素 ─ C エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)
正しい。
防腐剤、酸素、EDTAの組合せがいずれも適切です。

3.A 抗酸化剤 ─ B 酸素 ─ C イソプロピルメチルフェノール
誤り。
B は正しいものの、微生物対策の成分は防腐剤であり、C も誤りです。

4.A 抗酸化剤 ─ B 窒素 ─ C エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)
誤り。
C は正しいものの、A と B が誤りです。

覚えるポイント

  • 防腐剤=パラベン(微生物対策)。
  • 酸化防止剤=トコフェロール(ビタミンE)、アスコルビン酸(ビタミンC)、BHT
  • 金属イオン封鎖剤(キレート剤)=EDTA
  • イソプロピルメチルフェノールは殺菌剤

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