52G38|第52回 美容師国家試験 過去問
香粧品化学香粧品の基礎成分と配合目的
香粧品に配合される成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
香粧品成分と配合目的の対応が問われています。
解説
主な成分と配合目的は次のとおりです。
- パラアミノ安息香酸エステル……紫外線吸収剤。サンスクリーン製品に配合されます。
- パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)……防腐剤。微生物による変質を防ぎます。
- パラフェノールスルホン酸亜鉛……収れん剤。皮膚を引き締め、発汗を抑えます。制汗剤などに配合されます。
- パラフェニレンジアミン……酸化染毛剤の染料中間体です。それ自体は無色で、酸化・重合により発色します。酸化剤ではありません。酸化剤は過酸化水素です。
ひっかけポイント
「パラ」で始まる似た名前が並びます。
アミノ=紫外線吸収剤、オキシ=防腐剤、フェニレンジアミン=染料中間体と区別します。
選択肢の確認
1.パラアミノ安息香酸エステル ─ 紫外線吸収剤
記述としては正しい。
サンスクリーン製品に用いられる紫外線吸収剤です。
2.パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ─ 防腐剤
記述としては正しい。
代表的な防腐剤です。
3.パラフェノールスルホン酸亜鉛 ─ 収れん剤
記述としては正しい。
皮膚を引き締める収れん剤です。
4.パラフェニレンジアミン ─ 酸化剤
正答。記述としては誤り。
パラフェニレンジアミンは染料中間体です。酸化剤は過酸化水素などです。
覚えるポイント
- パラアミノ安息香酸エステル=紫外線吸収剤。
- パラベン=防腐剤。
- パラフェノールスルホン酸亜鉛=収れん剤。
- パラフェニレンジアミン=染料中間体(無色、酸化で発色)。