7AM12|第7回 公認心理師国家試験 過去問
神経・生理心理学-01 脳部位の基礎:視床・小脳・大脳基底核・前頭葉
視床の機能として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、視床の基本機能が問われています。
視床は、大脳皮質へ向かう多くの感覚情報を中継する重要な部位です。
解説
視床は、嗅覚を除く多くの感覚情報を大脳皮質へ中継する役割を持ちます。
視覚、聴覚、体性感覚などの情報は、視床を経由して大脳皮質の各感覚野に送られます。そのため、国家試験では視床を「感覚情報の中継点」として押さえることが重要です。
もちろん視床は意識や覚醒水準にも関係しますが、単純に機能を問う問題では、最も代表的な機能である感覚情報の中継を選びます。
ひっかけポイント
脳部位の問題では、代表機能を対応させて覚えます。視床は感覚情報の中継、視床下部は体温や摂食、内分泌、自律神経、脳幹は呼吸や覚醒に関わります。
選択肢の確認
1.運動の学習
判定:適切とはいえない。
運動の学習には、小脳や大脳基底核などが深く関わります。視床も運動系の回路に関与しますが、視床の代表的機能として最も適切なのは感覚情報の中継です。
2.呼吸の制御
判定:適切とはいえない。
呼吸の基本的な制御には、延髄や橋などの脳幹部が重要です。視床の主な機能としては適切ではありません。
3.体温の調節
判定:適切とはいえない。
体温調節には、主に視床下部が関与します。視床と視床下部は名称が似ていますが、機能を区別する必要があります。
4.感覚情報の中継
判定:最も適切。
視床は、嗅覚を除く多くの感覚情報を大脳皮質へ送る中継点として働きます。視床の代表的機能として最も適切です。
5.意識レベルの制御
判定:適切とはいえない。
意識レベルや覚醒には、脳幹網様体や視床を含む広い神経ネットワークが関与します。ただし、本問で視床の機能として最も適切なのは感覚情報の中継です。
覚えるポイント
- 視床は、感覚情報を大脳皮質へ中継する部位です。
- 視床下部は、体温、摂食、内分泌、自律神経などに関わります。
- 呼吸制御は、延髄や橋などの脳幹部と関連づけて覚えます。