7PM116|第7回 公認心理師国家試験 過去問
こども家庭庁が示す児童養護施設運営指針などにおける、「社会的養護の原理」に含まれないものを 1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、児童養護施設運営指針などにおける社会的養護の原理が問われています。
「含まれないもの」を選ぶ問題なので、正答は社会的養護の原理に含まれない選択肢です。
解説
社会的養護は、保護者の適切な養育を受けられない子どもに対して、公的責任のもとで養育と保護、発達支援、自立支援を行う仕組みです。
社会的養護では、子どもの最善の利益を基本に、安心できる関係の中での養育、回復をめざした支援、発達の保障、自立支援、継続的支援、関係機関連携、ライフサイクルを見通した支援などが重視されます。
一方、近年の社会的養護では、大規模な集団養育を推進するのではなく、家庭的養護や個別的な関係性を重視する方向が強調されています。したがって、集団養育の推進は社会的養護の原理としては不適切です。
福祉領域のポイント
社会的養護では、集団管理ではなく、子どもの個別性、愛着、回復、発達保障、自立、継続的支援を重視します。
選択肢の確認
1.集団養育の推進
判定:正答。含まれない。
社会的養護では、子どもの個別性や家庭的養護が重視されます。大規模・画一的な集団養育を推進することは、社会的養護の原理として適切ではありません。
2.回復をめざした支援
判定:含まれる。
虐待、喪失、分離、生活上の困難などを経験した子どもに対して、心身の回復をめざす支援は社会的養護の重要な原理です。
3.発達の保障と自立支援
判定:含まれる。
子どもの発達を保障し、将来の社会的自立に向けて支援することは、社会的養護の重要な役割です。
4.継続的支援と連携アプローチ
判定:含まれる。
社会的養護では、施設、児童相談所、学校、医療、地域、家族などの連携と、途切れない支援が重要です。
5.ライフサイクルを見通した支援
判定:含まれる。
入所中だけでなく、退所後の生活や成人期までを見通した支援が重要です。社会的養護の原理として適切です。
覚えるポイント
- 社会的養護では、回復、発達保障、自立支援、継続的支援、連携が重要です。
- 近年は、家庭的養護や個別的支援が重視されます。
- 集団養育の推進は、社会的養護の原理としては不適切です。