8AM32第8回 公認心理師国家試験 過去問

司法・犯罪領域-01 少年司法・少年院・家庭裁判所

少年院について、正しいものを1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、少年院の種類や処遇課程に関する基本知識が問われています。

キーワードは、「発達障害」「処遇上の配慮」「支援教育課程」です。

解説

少年院は、家庭裁判所の保護処分などにより送致された少年等に対して、矯正教育を行う施設です。

少年院では、在院者の年齢、心身の状況、非行の内容、教育上の必要性などに応じた処遇が行われます。発達障害などがあり、処遇上の配慮を要する者に対しては、特性に応じた支援教育課程が設けられています。

これは、単に規律を守らせるだけでなく、本人の認知特性、対人関係の困難、学習上の困難、感情調整の苦手さなどを踏まえ、再非行防止と社会適応を支援する考え方です。

司法・犯罪領域のポイント
少年院は、処罰だけでなく矯正教育の場です。発達障害や知的能力、心身の状態に応じた処遇上の配慮が重要です。

選択肢の確認

1.身体疾患を有する者を送致することはできない。
判定:誤り。
身体疾患を有する者であっても、心身の状態や医療的配慮を踏まえた処遇が検討されます。身体疾患があることだけで一律に少年院送致ができないわけではありません。

2.6か月以内に少年を退院させることはできない。
判定:誤り。
少年院の在院期間は、少年の処遇状況や改善更生の程度などを踏まえて判断されます。6か月以内に退院できないと一律に定められているわけではありません。

3.触法少年を送致することはいかなる場合もできない。
判定:誤り。
触法少年であっても、年齢や事案の内容、保護の必要性などに応じて、少年院送致が問題となる場合があります。「いかなる場合もできない」という表現は不適切です。

4.発達障害で処遇上の配慮を要する者を対象とする支援教育課程が設けられている。
判定:正しい。
発達障害などにより処遇上の配慮を要する在院者を対象とする支援教育課程が設けられています。本人の特性に応じた矯正教育を行うために重要です。

5.少年院法に定められた少年院の種類は、第1種少年院から第3種少年院までの3種類である。
判定:誤り。
少年院法上の少年院の種類は、第1種から第3種までの3種類に限られません。第4種少年院も含めて整理する必要があります。

覚えるポイント

  • 少年院は、少年に対して矯正教育を行う施設です。
  • 発達障害などで処遇上の配慮を要する者には、支援教育課程が設けられています。
  • 少年院の種類、対象、処遇課程を混同しないように整理します。

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