9PM131第9回 公認心理師国家試験 過去問

産業・労働領域-01 労働安全衛生・ストレスチェック

労働安全衛生法に規定されたストレスチェック制度において、厚生労働大臣が定める研修を修了した場合に、その実施者になることができる職種として、正しいものを 2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: 1・4

正答

1、4

この問題のポイント

この問題では、労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度の実施者になれる職種が問われています。

ストレスチェックの実施者は、医師、保健師のほか、一定の研修を修了した看護師、精神保健福祉士、歯科医師、公認心理師などが該当します。この問題では、選択肢の中から公認心理師精神保健福祉士を選びます。

解説

ストレスチェック制度は、労働者の心理的な負担の程度を把握し、メンタルヘルス不調の未然防止や職場環境改善につなげる制度です。常時使用する労働者が一定数以上いる事業場では、実施が義務づけられています。

実施者は、ストレスチェックの企画・結果評価・面接指導の要否判定などに関わる重要な立場です。個人情報や不利益取扱いの防止に配慮し、労働者が安心して回答できる体制を整える必要があります。

公認心理師は、厚生労働大臣が定める研修を修了することで、ストレスチェックの実施者になることができます。精神保健福祉士も、同様に研修を修了することで実施者になることができます。

一方、社会福祉士、臨床検査技師、産業カウンセラーは、選択肢の条件ではストレスチェック制度上の実施者として規定される職種ではありません。

公認心理師としての注意点
産業領域では、労働者本人への支援だけでなく、個人情報保護、不利益取扱いの防止、産業医や事業者との役割分担を慎重に扱います。

選択肢の確認

1.公認心理師
判定:正しい。
公認心理師は、厚生労働大臣が定める研修を修了した場合、ストレスチェックの実施者になることができます。心理的負担の評価や職場環境改善に関わる専門職として重要です。

2.社会福祉士
判定:誤り。
社会福祉士は福祉領域の重要な国家資格ですが、選択肢の条件においてストレスチェック制度の実施者として規定されている職種ではありません。

3.臨床検査技師
判定:誤り。
臨床検査技師は医療検査に関する専門職ですが、ストレスチェック制度において、厚生労働大臣が定める研修を修了することで実施者になれる職種としては該当しません。

4.精神保健福祉士
判定:正しい。
精神保健福祉士は、厚生労働大臣が定める研修を修了した場合、ストレスチェックの実施者になることができます。メンタルヘルスに関する相談支援や社会資源との連携に関わる専門職です。

5.産業カウンセラー
判定:誤り。
産業カウンセラーは職場の相談支援に関わることがありますが、ストレスチェック制度上、研修修了によって実施者になれる職種として規定されているものではありません。

覚えるポイント

  • ストレスチェック制度は、労働者の心理的負担を把握し、メンタルヘルス不調の未然防止につなげる制度です。
  • 公認心理師は、所定の研修を修了することで実施者になれます。
  • 精神保健福祉士も、所定の研修を修了することで実施者になれます。
  • 社会福祉士、臨床検査技師、産業カウンセラーは、この問題の条件では実施者に該当しません。
  • 実施者には、個人情報保護と不利益取扱い防止への配慮が求められます。

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