36Q105第36回 社会福祉士国家試験 過去問

旧カリキュラム(第36回)専門科目相談援助の理論と方法

ソーシャルワークの過程におけるアフターケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

アフターケアは、合意した目標の達成などにより援助関係を終結した後のフォローです。生活の安定が続いているか、新しい問題や従前の問題の再発がないかを確認し、必要時に相談や再支援へつなぎます。

解説

ソーシャルワークの援助過程では、目標達成やサービス移行等を確認して終結した後も、必要に応じて一定期間、本人の生活が安定しているかを見守ります。終結後は環境変化や新しい課題により問題が再発する可能性があるため、状況を確認し、本人が再び支援を必要とした時に早期に相談できる経路を保つことがアフターケアの役割です。よって4が最も適切です。信頼関係形成とアセスメントは主に援助の開始・展開段階、計画が実施されたかの確認はモニタリングや評価段階の目的です。また、アフターケアの必要性はクライエントの生活と再発リスクを基準に判断し、支援者側の都合を基準にはしません。

選択肢の確認

  • 1.ソーシャルワーカーや支援チームの状況変化に応じて行う。:誤り。アフターケアは支援者側の人員や都合ではなく、終結後のクライエントの生活状況、希望、新たな支援ニーズに応じて行います。
  • 2.クライエントとの間に信頼関係を形成することが目的となる。:誤り。信頼関係はインテークから援助全体を通じて形成する基盤であり、終結後のアフターケアに固有の主目的ではありません。
  • 3.アセスメントの精度を高めることが目的である。:誤り。アセスメントはニーズと状況を分析して計画へ結びつける段階で、アフターケアの中心は終結後の安定と再発等の確認です。
  • 4.問題の新たな発生や再発が起きていないか確認をする。:正答であり最も適切です。終結後も生活の安定を確認し、新しい問題や再発を早期に発見して必要な相談・支援へつなげます。
  • 5.支援計画が十分に実施されたかを評価する。:誤り。計画の実施状況を確認するのはモニタリング、目標達成や効果を判定するのは評価であり、終結後のアフターケアとは段階が異なります。

覚えるポイント

アフターケア=終結後のフォロー。新規問題・再発・生活の不安定化を確認し、必要なら再相談へつなぐ。計画実施の確認はモニタリング、効果判定は評価です。

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