36Q55|第36回 社会福祉士国家試験 過去問
老齢基礎年金に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
老齢基礎年金の受給資格期間と年金額算定は別です。保険料免除期間は資格期間に含まれ、免除区分に応じて年金額にも反映されます。
解説
老齢基礎年金は原則65歳からで、希望すれば60歳から65歳になるまでの間に繰上げ受給できますが、55歳からではありません。受給資格期間は2017年8月から原則10年以上へ短縮され、25年以上という説明は旧制度です。厚生年金加入者は老齢基礎年金と老齢厚生年金を要件に応じて併給できます。年金額は賃金・物価等を踏まえて年度ごとに改定され得るので、開始時の額が生涯固定ではありません。全額免除や一部免除の期間は、国庫負担等に応じた一定割合が老齢基礎年金額の計算に反映されます。
選択肢の確認
1.老齢基礎年金は、受給者の選択により55歳から繰り上げ受給をすることができる。
誤り。老齢基礎年金の繰上げ受給を選べるのは原則60歳から65歳になるまでで、55歳からではありません。
2.老齢基礎年金は、保険料納付済期間が25年以上なければ、受給することができない。
誤り。受給資格期間は保険料免除期間や合算対象期間も含めて原則10年以上であり、納付済期間25年以上ではありません。
3.老齢基礎年金と老齢厚生年金は、どちらか一方しか受給することができない。
誤り。それぞれの要件を満たす厚生年金加入歴のある人は、老齢基礎年金に老齢厚生年金を上乗せして受給できます。
4.老齢基礎年金は、支給開始時に決められた額が死亡時まで変わらずに支給される。
誤り。公的年金額は賃金や物価の変動、マクロ経済スライド等の仕組みにより年度ごとに改定され得ます。
5.老齢基礎年金の年金額の算定には、保険料免除を受けた期間の月数が反映される。
正答。最も適切です。免除区分と時期に応じた割合で、保険料免除期間の月数も老齢基礎年金額に反映されます。
覚えるポイント
原則65歳、繰上げは60歳から、受給資格は原則10年。免除期間は資格だけでなく、免除割合に応じ年金額にも反映されます。