35PM33|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
使用エネルギーと治療法との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
公式正答は 4 です。正答内容は 電流 ― ICD です。
この問題のポイント
治療機器が患者へ作用させるエネルギーを対応させます。ICDは心室頻拍・心室細動を検出し、電気ショックの電流で不整脈を停止させるため、電流との組合せが正しいです。
解説
ICD(植込み型除細動器)は心室頻拍・心室細動を検出し、抗頻拍ペーシングや除細動ショックを行って組織的な調律への回復を図ります。除細動では蓄えた電気エネルギーを電極間へ放出し、患者へ電流を流すため選択肢4が正答です。
PTCAはバルーンを病変部で加圧して冠動脈内腔を拡張する機械的治療です。VADはポンプで血液を送る循環補助で、電磁波を生体へ照射して治療する装置ではありません。ESWLは体外から集束した衝撃波・音響エネルギーで結石を破砕し、粒子線治療ではありません。CHDFは持続的血液濾過透析、持続的血液濾過透析/持続的血液透析濾過で、半透膜を介した拡散と限外濾過・対流を組み合わせます。「連続性血液濾過」はCHFに相当する別の表現であり、CHDFの展開として用いません。
選択肢の確認
選択肢1:熱 ― PTCA
正答ではありません。 PTCAはカテーテル先端のバルーンを病変部で加圧し、機械的に冠動脈を拡張します。熱エネルギーで病変を治療する方法ではありません。
選択肢2:電磁波 ― VAD
正答ではありません。 VADは機械的ポンプを駆動して心室から動脈へ血液を送る循環補助装置です。電磁波を患者へ照射する治療法ではありません。
選択肢3:粒子線 ― ESWL
正答ではありません。 ESWLは体外衝撃波を結石へ集束させる破砕法です。陽子や重粒子などの粒子線を用いる放射線治療とは異なります。
選択肢4:電流 ― ICD
正答です。 ICDは心室性頻脈性不整脈を検出し、必要に応じて電気ショックの電流を心筋へ流して頻拍・細動を停止させます。
選択肢5:超音波 ― CHDF
正答ではありません。 CHDFは持続的血液透析濾過で、拡散と膜間圧差による濾過・対流を利用します。超音波エネルギーを治療原理としません。
覚えるポイント
- ICDは電流による除細動ショックや抗頻拍ペーシングでVT/VFを治療する。
- ESWLは粒子線でなく体外衝撃波、PTCAはバルーンによる機械的拡張。
- CHDFは持続的血液濾過透析で、拡散と濾過・対流を組み合わせる。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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