36AM23|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
手術室内の安全管理における患者確認の項目に含まれないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
公式正答は 5 です。正答内容は 家族の病歴 です。
この問題のポイント
手術室の患者確認・タイムアウトでは、正しい患者、疾患・予定術式、正しい手術部位をチームで照合します。家族歴は重要な術前情報になり得ますが、この標準的照合項目ではありません。
解説
手術室では取り違え手術を防ぐため、患者本人の氏名などの識別子、疾患・診断、予定術式、左右を含む手術部位を、患者・同意書・手術予定表・手術部位のマーキングなどで照合します。WHO手術安全チェックリスト等のタイムアウトでも患者、手術、部位をチームで最終確認します。患者識別子の確認とタイムアウト項目には運用上の違いがありますが、本問はこれらをまとめた患者・手術内容の照合を問うています。
家族歴は患者の診療情報に含まれ、悪性高熱症、遺伝性出血性疾患、心疾患などのリスク評価で周術期麻酔管理へ直接重要となる場合があります。「手術に関係しない情報」「患者の個人情報ではない」とは説明しません。ただし患者氏名・疾患・術式・部位を照合する本問の標準的な患者確認項目ではないため、選択肢5が正答です。
選択肢の確認
選択肢1:患者氏名
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 氏名は患者取り違えを防ぐ基本識別子です。生年月日やIDなど複数識別子と併せて確認します。
選択肢2:疾患名
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 対象疾患・診断を手術予定や診療記録と照合し、予定術式・部位との整合を確認します。
選択肢3:手術部位
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 左右・臓器・高位を含む正しい部位の確認と手術部位のマーキングは、誤部位手術防止の中心です。
選択肢4:術式
正答ではありません(記述は正しい/該当)。 実施予定の手技をチーム、同意書、日程で照合し、患者・部位と一致することを確認します。
選択肢5:家族の病歴
正答です。 家族歴は麻酔リスク等に重要な場合がありますが、本問の患者・疾患・術式・部位を照合する標準的な患者確認項目には含まれません。
覚えるポイント
- タイムアウトは正しい患者・手技・手術部位をチームで照合する。
- 患者識別には氏名だけでなく複数識別子を用いる。
- 家族歴は重要な臨床情報だが、本問の患者取り違え防止項目とは区別する。
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