36AM39|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
体表面に 100 kHz の電流が流れたとき、およその最小感知電流[mA]はどれか。
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正解: 4
正答
4
公式正答は 4 です。正答内容は 100 mA です。
この問題のポイント
感知電流閾値は周波数依存性を持ち、低周波に比べて高周波では神経・筋刺激が起こりにくくなるため、感知に要する電流が増えます。本問の国家試験上の代表値は100 kHzで約100 mAです。
解説
商用周波数付近では感知電流が概ねmA級であるのに対し、高周波側では同じ刺激作用を生じるのにより大きな電流が必要です。約1 kHzを超える範囲で閾値が周波数とともに増大する標準的な周波数−感知特性を踏まえると、100 kHzでは約100 mAが国家試験上の目安です。
100 kHz/50 Hz = 2000であり、これを「商用周波数の約100倍」としてはいけません。また、商用周波数の感知値へ周波数比をそのまま掛ける単純比例計算ではなく、標準的な周波数特性の記憶値として100 mAを選びます。誤答値を特定の周波数帯に根拠なく割り当てず、本問の100 kHz目安と比較します。
選択肢の確認
選択肢1:0.1
正答ではありません。 100 kHzでは高周波化により感知閾値が上昇し、国家試験上の目安は約100 mAです。0.1 mAはこの周波数特性に合わない過小値です。
選択肢2:1
正答ではありません。 1 mA級は低周波の感知電流を学ぶ際の代表値ですが、100 kHzでは閾値が大きく上がるため、本問の約100 mAと一致しません。
選択肢3:10
正答ではありません。 100 kHzの最小感知電流として用いる代表値は100 mAであり、10 mAはその1/10です。標準的な周波数−感知特性と一致しません。
選択肢4:100
正答です。 高周波では神経・筋の刺激効果が弱まり感知閾値が上がるため、100 kHzでの国家試験上のおよその値は100 mAです。
選択肢5:1000
正答ではありません。 1000 mAは本問の100 kHzに対する代表的感知閾値 100 mAの10倍です。試験で問うおよその最小感知電流に一致しません。
覚えるポイント
- 感知電流は周波数依存性を持ち、高周波側では低周波より閾値が上がる。
- 100 kHzのおよその最小感知電流は、国家試験上の代表値で100 mAである。
- 100 kHzは50 Hzの2000倍だが、商用周波数の感知値を単純に2000倍する問題ではない。
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