36AM51|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問
図の回路の一次側巻線に流れる電流I[A](実効値)はどれか。 ただし、変圧器は理想的であり、巻数比は1:10とする。

解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
公式正答は 3 です。正答内容は 1.0 です。
この問題のポイント
理想変圧器の巻数比と電流の関係を理解し、電力保存の法則を用いて一次側電流を算出する。
解説
理想変圧器では一次側と二次側の電力は等しくなる。一次側電圧が1.0 V(実効値)、巻数比が1:10なので、二次側電圧は1.0 V × 10 = 10 V(実効値)となる。二次側の負荷が100 Ωなので、二次側電流は10 V ÷ 100 Ω = 0.1 A(実効値)となる。電力はP = V × I = 10 V × 0.1 A = 1 W。一次側電流I1は、I1 = P / V1 = 1 W / 1.0 V = 1.0 Aとなる。また、巻数比と電流の関係式I1/I2 = N2/N1 = 10より、I1 = 0.1 A × 10 = 1.0 Aと一致する。
選択肢の確認
選択肢1:0.1
正答ではありません。 0.1 AはV₂ = 10 VとR = 100 Ωから求まる二次側電流I₂です。問われる一次側電流はI₁/I₂ = N₂/N₁ = 10より1.0 Aです。
選択肢2:0.5
正答ではありません。 二次電力はP₂ = 10 V × 0.1 A = 1 Wで、理想変圧器ではP₁ = P₂です。I₁ = 1 W/1.0 V = 1.0 Aとなり、0.5 Aは一致しません。
選択肢3:1.0
正答です。 選択肢3(1.0 A)は電力保存の法則と巻数比の関係を正しく適用し、一次側電流を正確に算出した正解である。
選択肢4:5.0
正答ではありません。 巻数比からI₁ = I₂ × N₂/N₁ = 0.1 A × 10 = 1.0 Aです。5.0 Aはこの関係式への代入結果に一致しません。
選択肢5:10
正答ではありません。 一次電圧1.0 Vで一次電流10 Aなら入力電力は10 Wとなり、負荷が消費する二次電力1 Wと等しくありません。理想変圧器の電力保存に反します。
覚えるポイント
- 理想変圧器では電力が保存されるため、一次側と二次側の電力は等しい。
- 巻数比N1:N2と電流比I2:I1は逆比になる(I1/I2 = N2/N1)。
- 電圧と電流の実効値を用いて電力を算出し、一次側電流を導き出す方法を覚える。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。