36AM83|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

音の 3 要素はどれか。 a.高さ b.強さ c.音色 d.速さ e.方向

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正解: 1

正答

1

公式正答は 1 です。正答内容は a、b、c です。

この問題のポイント

音の知覚的な三要素は「高さ(pitch)」「強さ・大きさ(loudness)」「音色(timbre)」です。それぞれは物理量と一対一に同一ではなく、高さは主に周波数、強さは主に音圧・強度、音色は周波数スペクトル・倍音構成・時間包絡などに対応します。

解説

aの高さは主に基本周波数と関係し、周波数が高いほど一般に高い音と知覚されます。bの強さ・大きさは主に音圧や音の強度に対応しますが、実際のloudnessは周波数、持続時間、人の聴覚特性などの影響も受けます。cの音色は、同じ高さ・強さでも楽器や声を聞き分ける性質で、周波数スペクトル、倍音の比率、立ち上がり・減衰などの時間包絡に左右されます。

dの速さは媒質中を音波が伝わる物理的な伝搬速度であり、eの方向は両耳間時間差・音圧差等から得る空間情報です。いずれも音の知覚的三要素の名称には含まれません。従って各肢は、a:正しい、b:正しい、c:正しい、d:誤り、e:誤りです。

各肢の最終判定は、a:正しい、b:正しい、c:正しい、d:誤り、e:誤りです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b、c

正答です。 aの高さ(pitch)、bの強さ・大きさ(loudness)、cの音色(timbre)は、いずれも音の知覚的三要素に該当します。

選択肢2:a、b、e

正答ではありません。 aの高さとbの強さは三要素ですが、eの方向は音源定位に関する空間情報で、三要素の音色cが欠けています。

選択肢3:a、d、e

正答ではありません。 aの高さは三要素ですが、dは媒質中の伝搬速度、eは音源方向の空間情報です。強さbと音色cも欠けています。

選択肢4:b、c、d

正答ではありません。 bの強さとcの音色は三要素ですが、dの速さは媒質の性質で決まる伝搬速度で、三要素の高さaが欠けています。

選択肢5:c、d、e

正答ではありません。 cの音色は三要素ですが、dの伝搬速度とeの音源方向は含まれません。高さaと強さbの二つも欠けています。

覚えるポイント

  • 知覚的三要素は高さ(pitch)、強さ・大きさ(loudness)、音色(timbre)である。
  • 高さは主に周波数、強さは主に音圧・強度と対応するが、知覚量と物理量を完全に一対一とはしない。
  • 音色は単なる「波形」一語ではなく、周波数スペクトル・倍音構成・時間包絡などで決まる。

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