36PM37|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

正しい組合せはどれか。 a.ArFエキシマレーザ ― 冠動脈形成術 b.Arレーザ ― あざ治療 c.Rubyレーザ ― 網膜凝固 d.Nd:YAGレーザ ― がん治療 e.CO₂レーザ ― 切開

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正解: 5

正答

5

公式正答は 5 です。正答内容は d、e です。

この問題のポイント

レーザは波長による組織吸収・深達性の違いを利用します。本問の標準的な対応では、Nd:YAGレーザはがん治療、CO₂レーザは切開に用いられます。

解説

Nd:YAGレーザは約1.06 μmで比較的深達性があり、内視鏡下の腫瘍凝固・蒸散などに用いられるため、dは正しい対応です。CO₂レーザは約10.6 μmで水に強く吸収され、表層で組織を切開・蒸散できるため、eも正しい対応です。

ArFエキシマレーザは193 nmで角膜屈折矯正などに用いられ、冠動脈レーザ形成術で国家試験上対応させるのはXeClエキシマレーザです。アルゴンレーザは網膜光凝固、ルビーレーザは色素性病変治療が代表的な対応なので、b・cは本問の標準対応と一致しません。

ただし、レーザの臨床応用には歴史的使用や病変・装置による広がりがあります。アルゴンレーザがすべての「あざ」に一切使われたことがない、ルビーレーザが眼科で一切用いられない、と全用途を否定せず、本問が求める代表的組合せで判定します。

各項目の判定は、a:本問の標準対応では誤り、b:誤り、c:誤り、d:正しい、e:正しいです。

各肢の最終判定は、a:誤り、b:誤り、c:誤り、d:正しい、e:正しいです。

選択肢の確認

選択肢1:a、b

正答ではありません。 冠動脈形成術ではXeClエキシマレーザが代表で、アルゴンレーザも本問の「あざ治療」との標準対応ではないため、a・bは成立しません。

選択肢2:a、e

正答ではありません。 eのCO₂レーザ−切開は正しいですが、aの冠動脈形成術はArFでなくXeClエキシマレーザとの対応が代表です。

選択肢3:b、c

正答ではありません。 本問ではアルゴンレーザを網膜光凝固、ルビーレーザを色素性病変治療へ対応させるため、b・cはいずれも標準的組合せが入れ替わっています。

選択肢4:c、d

正答ではありません。 dのNd:YAGレーザ−がん治療は正しいですが、cのルビーレーザ−網膜凝固は本問の代表的対応ではありません。

選択肢5:d、e

正答です。 Nd:YAGレーザは深達性を利用した腫瘍治療、CO₂レーザは水への強い吸収を利用した切開・蒸散に用いるため、d・eが正しい組合せです。

覚えるポイント

  • Nd:YAGレーザ:比較的深達性が高く腫瘍治療。
  • CO₂レーザ:水への吸収が強く、表層の切開・蒸散。
  • 冠動脈形成術はXeCl、網膜光凝固はアルゴン、色素性病変はルビーを国家試験の代表対応として整理する。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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