38PM20|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能血液・免疫・凝固ABO式血液型・DIC・NK/液性免疫・凝固因子
貧血の症状・所見でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、貧血でみられる症状・所見が問われています。
貧血では組織への酸素供給が低下します。その代償として心拍数は増加しやすく、徐脈ではなく頻脈がみられやすい点が重要です。
解説
貧血では、赤血球数やヘモグロビン量が低下し、血液の酸素運搬能が低下します。
そのため、脳や筋肉、心肺系に酸素不足による症状が出ます。代表的には、頭痛、めまい、息切れ、動悸、全身倦怠感、易疲労感などです。
心臓は酸素供給不足を補うために心拍出量を増やそうとします。その結果、頻脈や動悸がみられることがあります。したがって、徐脈は貧血の典型的な症状・所見ではありません。
ひっかけポイント
貧血では酸素不足を補うために循環が亢進します。徐脈ではなく、頻脈や動悸を考えます。
選択肢の確認
1.症状・所見として該当します。
貧血では脳への酸素供給低下により、頭痛がみられることがあります。
2.正答。症状・所見ではありません。
貧血では通常、徐脈ではなく頻脈がみられやすくなります。酸素運搬能低下を補うために心拍数が増加します。
3.症状・所見として該当します。
脳への酸素供給が不足すると、めまいがみられることがあります。
4.症状・所見として該当します。
酸素運搬能が低下するため、労作時を中心に息切れが起こりやすくなります。
5.症状・所見として該当します。
組織の酸素不足により、全身倦怠感や易疲労感がみられます。
覚えるポイント
- 貧血では酸素運搬能が低下します。
- 症状には頭痛、めまい、息切れ、全身倦怠感があります。
- 循環代償により頻脈や動悸がみられます。
- 徐脈は貧血の典型所見ではありません。
- 透析患者では腎性貧血も重要で、エリスロポエチン低下が関係します。