39AM60第39回 臨床工学技士国家試験 過去問

情報通信・制御工学通信・ネットワーク同軸/光ファイバ・無線LAN・アンテナ・USB

SaaS(software as a service)について誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、SaaSの特徴が問われています。

SaaS は software as a service の略で、ソフトウェアを利用者の端末に個別にインストールして管理するのではなく、ネットワーク経由でサービスとして利用する形態です。

問題文は「誤っているのはどれか。」です。

SaaSでは、システムを稼働しているサーバやハードウェアの保守管理は、原則としてサービス提供事業者側が行います。

したがって、「ハードウェアの保守管理は利用者が行う」という選択肢1が誤りです。

解説

SaaSは、クラウドサービスの代表的な利用形態の1つです。

利用者は、インターネットなどのネットワークを介して、事業者が提供するソフトウェア機能を利用します。

典型的には、利用者はWebブラウザや専用アプリを通じてサービスを利用します。ソフトウェアの本体やデータは、サービス提供事業者が管理するクラウドサーバ上で扱われます。

SaaSの特徴は次のとおりです。

  • ネットワーク経由でソフトウェアを利用する
  • 利用者が入力したデータをクラウドサーバに保存できる
  • ソフトウェアの更新や修正はサービス提供事業者が行う
  • サーバやハードウェアの保守管理もサービス提供事業者側が担う
  • 利用者は自施設で大規模なサーバを保有しなくても利用できる場合がある

医療分野でも、電子カルテ、予約管理、文書管理、画像関連サービスなどでクラウド型サービスが利用されることがあります。

ひっかけポイント
SaaSでは、利用者は「ソフトウェアを使う側」です。

サーバ、OS、ミドルウェア、ソフトウェア更新、ハードウェア保守などは、基本的にサービス提供事業者が管理します。

利用者がハードウェア保守を行うという説明は、SaaSの特徴としては不適切です。

医療情報での注意点
医療機関でSaaSを利用する場合、利便性だけでなく、患者情報の保護、アクセス権限、認証、通信の暗号化、バックアップ、障害時対応、監査ログなども確認する必要があります。

選択肢の確認

1.正答。記述としては誤り。
SaaSでは、システムを稼働しているサーバやハードウェアの保守管理は、原則としてサービスを提供する事業者が行います。利用者がハードウェア保守管理を行うという記述は、SaaSの説明として誤りです。

2.記述としては正しい。
SaaSは、ネットワーク経由でソフトウェアを遠隔利用するサービスです。利用者はWebブラウザや専用アプリなどを通じて機能を利用します。

3.記述としては正しい。
SaaSでは、利用者が入力したデータをクラウドサーバに保存できる形態が一般的です。ただし、医療情報では保存先、管理体制、セキュリティ、契約内容を確認する必要があります。

4.記述としては正しい。
SaaSでは、ソフトウェアの更新や保守はサービス提供事業者が行います。利用者側で個別にソフトウェアを更新する負担を減らせる点が特徴です。

5.記述としては正しい。
SaaSやクラウド型の仕組みは、電子カルテシステムなどの医療情報システムに利用されることがあります。医療分野で利用する場合は、個人情報保護や情報セキュリティ対策が重要です。

この問題では「誤っているもの」を選ぶため、記述として誤っている1が正答です。

覚えるポイント

  • SaaSは、ソフトウェアをネットワーク経由でサービスとして利用する形態である。
  • SaaSでは、利用者は主にソフトウェア機能を利用する側である。
  • サーバやハードウェアの保守管理は、原則としてサービス提供事業者が行う。
  • ソフトウェアの更新も、通常はサービス提供事業者が行う。
  • 医療分野でSaaSを使う場合は、患者情報の保護、認証、アクセス制御、ログ管理、バックアップが重要である。

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