70AM048|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
弾性線維と膠原線維を染め分けるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
弾性線維と膠原線維を同一標本上で異なる色に染める染色法を選びます。
解説
elastica van Gieson染色は、弾性線維を黒〜黒紫色、膠原線維を赤色に染め分けます。血管壁の弾性板、肺、肝線維化、腫瘍の血管侵襲などの評価に用いられます。
Victoria blue染色も弾性線維を染めますが、膠原線維との明確な対比を目的とする代表的組合せはelastica van Gieson染色です。
選択肢の確認
1.PAM 染色
誤り。
PAM染色は基底膜や細網線維などを黒色に染め、腎病理などで用います。
2.渡辺の鍍銀法
誤り。
渡辺の鍍銀法は細網線維を染める銀染色です。
3.Victoria blue 染色
誤り。
Victoria blue染色は弾性線維の染色に用いますが、膠原線維を対比染色して両者を代表的に染め分ける方法ではありません。
4.Masson trichrome 染色
誤り。
Masson trichrome染色は膠原線維と筋・細胞質を染め分けますが、弾性線維との組合せが主目的ではありません。
5.elastica van Gieson 染色
正しい。
elastica van Gieson染色は弾性線維と膠原線維を明瞭に染め分けるため正しいです。
覚えるポイント
- EVG染色は弾性線維を黒、膠原線維を赤に染めます。
- Masson trichromeは膠原線維と筋の対比です。
- PAM・鍍銀法は基底膜や細網線維の評価に用います。