70AM047|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
ヘマトキシリンの分別に用いるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
過染したヘマトキシリンを除く分別と、核を青くする色出しを区別します。
解説
H-E染色の退行性染色では、ヘマトキシリンで過染した後、塩酸アルコールで余分な色素を除く分別を行います。その後、流水、アンモニア水、炭酸リチウムなどで核を青色化する色出しを行います。
分別が強すぎると核が淡くなり、弱すぎると背景まで青く残ります。分別と色出しの試薬を混同しないことが重要です。
選択肢の確認
1.アンモニア水
誤り。
アンモニア水は主にヘマトキシリンの色出し、すなわち青色化に用います。
2.炭酸リチウム
誤り。
炭酸リチウムも色出しに用いられます。
3.塩酸アルコール
正しい。
塩酸アルコールは過剰なヘマトキシリンを除去する分別液です。
4.カリウムミョウバン
誤り。
カリウムミョウバンはミョウバンヘマトキシリンの媒染剤として用いられます。
5.ヨウ素酸ナトリウム
誤り。
ヨウ素酸ナトリウムはヘマトキシリンをヘマテインへ酸化する酸化剤です。
覚えるポイント
- 分別は塩酸アルコールです。
- 色出しは流水・アンモニア水・炭酸リチウムです。
- ミョウバンは媒染、ヨウ素酸ナトリウムは酸化です。