72AM063|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
3.14%クエン酸ナトリウム溶液を用いて抗凝固した血液の遠心分離(1,500 G,15 分間)後の状態(別冊No. 12)を別に示す。 血小板が存在するのは図中矢印のどの位置か。

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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
遠心後の血液成分を比重の小さい順に上から並べます。
解説
クエン酸加血液を十分に遠心すると、上層に血漿、下層に赤血球が分かれ、その境界にbuffy coatが形成されます。buffy coatでは、比重の小さい血小板が上側〈図のb〉、白血球がその下側に集まり、その下に赤血球層が続きます。
図のaは血漿中央、bは血漿直下の血小板層、cは白血球層、d・eは赤血球層です。
図で見るポイント
境界の薄い層を一括してbuffy coatと考え、上側が血小板、下側が白血球と整理します。
選択肢の確認
1.a
誤りです。
aは血漿層の内部であり、血小板が最も濃縮する境界部ではありません。
2.b
正しいです。
bは血漿と白血球層の間の上側buffy coatで、血小板が集まる位置です。
3.c
誤りです。
cは主として白血球が集まるbuffy coat下部です。
4.d
誤りです。
dは赤血球層の中部で、血小板層ではありません。
5.e
誤りです。
eは赤血球層の最下部で、最も比重の大きい赤血球が集まります。
覚えるポイント
- 遠心後は上から血漿、血小板、白血球、赤血球です。
- 血小板はbuffy coatの上側に集まります。
- 図のbが血小板の位置です。