70AM052|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
神経組織で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ニューロンと中枢・末梢のグリア細胞、および樹状突起と軸索の役割を区別します。
解説
ニューロンは神経細胞体、樹状突起、軸索からなります。樹状突起は他の細胞から入力を受け、その興奮を細胞体へ伝えます。軸索は細胞体から離れる方向へ活動電位を伝えます。
中枢神経系のグリアには星状膠細胞、稀突起膠細胞、小膠細胞などがあり、末梢神経系ではSchwann細胞や衛星細胞が代表です。
選択肢の確認
1.稀突起膠細胞をニューロンと呼ぶ。
誤り。
稀突起膠細胞は中枢神経系で髄鞘を形成するグリア細胞で、ニューロンではありません。
2.小膠細胞は末梢神経系に存在する。
誤り。
小膠細胞は中枢神経系の免疫担当細胞です。末梢神経系の細胞ではありません。
3.星状膠細胞は末梢神経系に存在する。
誤り。
星状膠細胞は中枢神経系に存在し、血液脳関門や神経環境維持に関与します。
4.樹状突起は受容した興奮を神経細胞体に伝える。
正しい。
樹状突起は受容した興奮を神経細胞体へ伝えるため正しいです。
5.ランヴィエ〈Ranvier〉の絞輪はシナプス間隙に存在する。
誤り。
Ranvierの絞輪は髄鞘の切れ目に存在し、跳躍伝導に関与します。シナプス間隙ではありません。
覚えるポイント
- 樹状突起は入力、軸索は出力です。
- 稀突起膠細胞・星状膠細胞・小膠細胞は中枢神経系です。
- Ranvierの絞輪は髄鞘の切れ目です。