72AM026|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
健常者の正中神経を手関節部で電気刺激したときに大脳皮質で最初に生じる反応 はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
正中神経刺激による体性感覚誘発電位の発生部位と潜時を対応させます。
解説
上肢の短潜時体性感覚誘発電位〈SEP〉では、正中神経を手関節で刺激し、末梢神経から腕神経叢、頸髄、脳幹、大脳皮質へ至る反応を記録します。大脳皮質に最初に出現する代表的な陰性成分がN20です。
N9は腕神経叢付近、N13は頸髄・頸髄後角付近の反応です。P37は下肢の脛骨神経刺激で大脳皮質から得られる代表成分です。
選択肢の確認
1.N9
誤りです。
N9は鎖骨上窩付近で記録される腕神経叢由来の末梢反応です。
2.N13
誤りです。
N13は頸部で記録される頸髄由来の反応で、大脳皮質反応ではありません。
3.N20
正しいです。
N20は正中神経刺激後に対側一次体性感覚野で最初にみられる代表的皮質反応です。
4.P31
誤りです。
P31は正中神経SEPの最初の皮質陰性反応を表す成分ではありません。
5.P37
誤りです。
P37は主に後脛骨神経刺激による下肢SEPの皮質反応です。
覚えるポイント
- 上肢SEPの皮質反応はN20です。
- N9は腕神経叢、N13は頸髄由来です。
- 下肢SEPの代表的皮質反応はP37です。