70AM073第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

蛋白合成阻害作用を有するのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

抗菌薬の作用点を、細胞壁・細胞膜・蛋白合成・核酸合成に分類します。

解説

クラリスロマイシンはマクロライド系抗菌薬で、細菌の50Sリボソームサブユニットに結合し、ペプチド鎖伸長を妨げて蛋白合成を阻害します。

抗菌薬は作用点で整理すると覚えやすくなります。β-ラクタム系とバンコマイシンは細胞壁、ポリミキシンは細胞膜、キノロンはDNA複製、マクロライドは蛋白合成を標的とします。

選択肢の確認

1.ペニシリン G
誤り。
ペニシリンGはペニシリン結合蛋白に作用し、細胞壁合成を阻害します。

2.バンコマイシン
誤り。
バンコマイシンはペプチドグリカン前駆体に結合し、細胞壁合成を阻害します。

3.ポリミキシン B
誤り。
ポリミキシンBはグラム陰性菌の外膜・細胞膜を障害します。

4.クラリスロマイシン
正しい。
クラリスロマイシンは50Sリボソームに作用し、蛋白合成を阻害するため正しいです。

5.シプロフロキサシン
誤り。
シプロフロキサシンはDNAジャイレースとトポイソメラーゼⅣを阻害し、核酸合成を障害します。

覚えるポイント

  • マクロライドは50Sリボソームを阻害します。
  • β-ラクタム・バンコマイシンは細胞壁です。
  • キノロンはDNAジャイレースを阻害します。
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