70PM023|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
脳波の記録法で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・2
正答
1、2
この問題のポイント
脳波の標準電極配置、導出法、賦活法、時定数、接触抵抗を整理します。
解説
脳波電極は頭蓋上の位置を一定にする国際10-20法を基本に配置します。基準電極導出では、頭皮電極の電位を耳朶・乳様突起など比較的電気的に不活性な基準電極と比較します。
過呼吸賦活は通常、成人で1分間20〜30回程度の深呼吸を数分間行います。接触抵抗が高い、または電極間で不均一だと交流雑音や基線動揺が混入します。時定数を大きくすると低周波成分をより通過させるため、低周波ノイズは減るのではなく記録されやすくなります。
記録条件のポイント
電極抵抗は十分低く、左右・電極間でそろえることが重要です。
選択肢の確認
1.電極配置は国際 10‑20 法を基本とする。
正しい。
国際10-20法は標準的な脳波電極配置法であり、正しい記述です。
2.基準電極導出法は耳朶電極を基準とする。
正しい。
耳朶電極などを基準に各頭皮電極を記録する基準電極導出法は一般的で、正しい記述です。
3.過呼吸賦活は 1 分間に 40〜45 回で施行する。
誤り。
過呼吸は通常1分間20〜30回程度で行います。40〜45回は速すぎ、十分な深呼吸になりにくいです。
4.電極と頭皮との接触抵抗は記録に影響しない。
誤り。
接触抵抗は雑音、振幅、波形歪みに影響します。高抵抗や左右差を放置してはいけません。
5.時定数を上げると低周波ノイズが低減される。
誤り。
時定数を上げると低周波成分を通しやすくなるため、低周波ノイズの低減にはなりません。
覚えるポイント
- 電極配置は国際10-20法です。
- 基準電極導出では耳朶・乳様突起などを基準にします。
- 時定数を大きくすると低周波成分を通しやすくなります。