71AM034|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
血漿中でアルブミンと結合しているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
血中脂質がアルブミン結合か、リポ蛋白内輸送かを区別します。
解説
脂肪組織から放出された**遊離脂肪酸〈非エステル型脂肪酸〉**は、水に溶けにくいため血漿中でアルブミンと結合して運搬されます。空腹時や運動時には脂肪分解が進み、遊離脂肪酸が増加します。
コレステロール、トリグリセライド、リン脂質は主にカイロミクロン、VLDL、LDL、HDLなどのリポ蛋白粒子に組み込まれて運搬されます。
選択肢の確認
1.ケトン体
誤り。
ケトン体はアセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンからなり、水溶性が比較的高く、遊離脂肪酸のようなアルブミン結合輸送が中心ではありません。
2.リン脂質
誤り。
リン脂質はリポ蛋白や細胞膜の構成成分として運搬されます。
3.遊離脂肪酸
正しい。
遊離脂肪酸は血漿中でアルブミンと結合して運搬されます。
4.コレステロール
誤り。
コレステロールは遊離型・エステル型としてリポ蛋白に含まれます。
5.トリグリセライド
誤り。
トリグリセライドはカイロミクロンやVLDLに多く含まれて運搬されます。
覚えるポイント
- 遊離脂肪酸はアルブミン結合です。
- TG・コレステロール・リン脂質はリポ蛋白で運搬されます。
- 空腹時は脂肪分解により遊離脂肪酸が増えます。