71AM035第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

血清クレアチニンが低下するのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

血清クレアチニンを筋肉量・産生量・糸球体濾過量の3点から考えます。

解説

妊娠では腎血流量と糸球体濾過量〈GFR〉が増加し、血漿量も増えるため、血清クレアチニンは低下します。妊婦では非妊娠時には正常に見える値でも腎機能低下を示す場合があるため、妊娠に伴う基準の変化を意識します。

血清クレアチニンは筋肉量にも依存し、筋肉量が少ない人では腎機能が低下していても低く見えることがあります。

選択肢の確認

1.脱 水
誤り。
脱水では腎血流低下や血液濃縮によりクレアチニンが上昇し得ます。

2.妊 娠
正しい。
妊娠ではGFR増加と血漿量増加により血清クレアチニンが低下します。

3.腎不全
誤り。
腎不全では糸球体濾過低下によりクレアチニンが蓄積し、上昇します。

4.先端巨大症
誤り。
先端巨大症では筋量増加などによりクレアチニンが高めとなることがあります。

5.うっ血性心不全
誤り。
うっ血性心不全では腎灌流低下により腎機能が悪化し、クレアチニンが上昇し得ます。

覚えるポイント

  • 妊娠ではGFRが増加し、血清クレアチニンは低下します。
  • 腎不全・脱水・心不全では上昇し得ます。
  • クレアチニンは筋肉量の影響を受けます。
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