71AM088第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

新鮮凍結血漿投与の目的で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

新鮮凍結血漿〈FFP〉は血漿蛋白一般ではなく、複数凝固因子の補充を目的に使います。

解説

新鮮凍結血漿〈FFP〉には複数の凝固因子が含まれ、凝固因子の補充を目的に投与します。大量出血、播種性血管内凝固、重篤な肝障害などで、複数因子欠乏による出血傾向があり、臨床的に補充が必要な場合に用います。

貧血には赤血球製剤、血小板減少・機能異常には血小板製剤、アルブミン補充や膠質浸透圧維持には適応に応じてアルブミン製剤を検討します。単なる循環血漿量増加目的でFFPを使用しません。

選択肢の確認

1.貧血の改善
誤り。
貧血の改善には赤血球製剤を用い、FFPは赤血球を補充しません。

2.血小板の補充
誤り。
血小板補充には血小板製剤を用います。

3.凝固因子の補充
正しい。
FFPの主目的は複数の凝固因子の補充です。

4.アルブミンの補充
誤り。
アルブミン補充を主目的としてFFPを用いるのは適切ではありません。

5.血漿浸透圧の維持
誤り。
血漿浸透圧や循環血漿量の維持だけを目的にFFPを投与しません。

覚えるポイント

  • FFPは凝固因子補充です。
  • 貧血は赤血球、血小板減少は血小板製剤です。
  • 容量負荷だけを目的にFFPを使いません。
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