71PM017|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
心周期現象の圧曲線模式図(別冊No. 2)を別に示す。 肺動脈圧曲線はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
心周期の圧曲線は、圧の絶対値、収縮期の形、拡張期圧が保たれるかを見ます。
解説
図の①は拡張期も約80 mmHgを保つ大動脈圧、②は収縮期に約120 mmHgまで上昇し拡張期にほぼ0となる左室圧です。右心系では、③が右室圧、④が肺動脈圧、⑤が心房圧に対応します。
肺動脈圧は収縮期に右室圧とともに約25 mmHgまで上昇しますが、肺動脈弁閉鎖後も血管内圧として拡張期に約10 mmHgを保ちます。この特徴を示す④が正答です。
画像で見るポイント
まず最大圧が120 mmHgか25 mmHgかで左心系・右心系を分け、次に拡張期圧が残るかで動脈圧と心室圧を区別します。
選択肢の確認
1.①
誤り。
①は高い拡張期圧と切痕を伴う大動脈圧です。
2.②
誤り。
②は収縮期に大動脈圧と同程度まで上がり、拡張期に低下する左室圧です。
3.③
誤り。
③は収縮期約25 mmHg、拡張期ほぼ0 mmHgの右室圧です。
4.④
正しい。
④は収縮期約25 mmHg、拡張期にも約10 mmHgを保つ肺動脈圧です。
5.⑤
誤り。
⑤はa波・v波などの小さな変動を示す心房圧です。
覚えるポイント
- 肺動脈圧は右室圧より拡張期圧が高く保たれます。
- 大動脈圧と左室圧、肺動脈圧と右室圧を対にします。
- 半月弁閉鎖後の血管側には拡張期圧が残ります。