71PM084第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

血液型で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

稀な血液型の抗原発現、遺伝形式、感染抵抗性を整理します。

解説

Diego血液型のDi(a)抗原は東アジアや南米先住民集団で比較的多く、日本人の**Di(a+)頻度は約10%**です。輸血や妊娠で抗Diaが産生されると、溶血性輸血反応や新生児溶血性疾患の原因となり得ます。

Bombay型、weak D、partial D、Duffy血液型は、それぞれ抗原の有無や量・質の違いを正確に区別します。

選択肢の確認

1.Bombay 型は H 抗原を持つ。
誤り。
Bombay型〈Oh〉はH抗原合成酵素の欠損により赤血球上のH抗原を持ちません。

2.Xg(a+)は女性より男性に多い。
誤り。
Xg(a+)はX染色体上の遺伝子に関連し、頻度は男性より女性で高いです。

3.Di(a+)の日本人は約 10%である。
正しい。
Di(a+)は日本人で約10%にみられるため正しい記述です。

4.weak D は D 抗原のエピトープの一部が欠損している。
誤り。
weak DはD抗原の量的減弱です。エピトープの一部欠損はpartial Dという質的変異です。

5.Fy(a+b+)は三日熱マラリア原虫の感染に抵抗性を示す。
誤り。
三日熱マラリア原虫への抵抗性を示すのはDuffy陰性Fy(a−b−)です。Fy(a+b+)ではありません。

覚えるポイント

  • Di(a+)は日本人で約10%です。
  • weak Dは量的低下、partial Dはエピトープ欠損です。
  • Fy(a−b−)は三日熱マラリアに抵抗性です。
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