71PM085|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
試験管法の交差適合試験で使用する試薬はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
試験管法の主試験で患者血清と供血者赤血球を反応させるための試薬を確認します。
解説
交差適合試験の主試験では、患者血清または血漿と輸血予定の供血者赤血球を反応させ、ABO不適合や臨床的に重要な不規則抗体による凝集・溶血を確認します。間接抗グロブリン法では、LISS、PEG、アルブミンなどの反応増強剤と、IgG感作赤血球を検出する抗ヒトグロブリン試薬を用います。
抗体スクリーニング用赤血球は不規則抗体スクリーニングに用いるもので、特定製剤との交差試験そのものには供血者赤血球を使います。
選択肢の確認
1.抗 A 試薬
誤り。
抗A試薬はABO血液型のオモテ検査などに用い、交差適合試験の主試験試薬ではありません。
2.反応増強剤
正しい。
LISSやPEGなどの反応増強剤はIgG抗体反応を促進するため使用します。
3.O 型赤血球試薬
誤り。
O型赤血球試薬は抗体スクリーニングなどで利用されますが、交差適合試験では輸血予定の供血者赤血球を用います。
4.抗ヒトグロブリン試薬
正しい。
抗ヒトグロブリン試薬は間接抗グロブリン法で赤血球に結合したIgGなどを検出します。
5.スクリーニング赤血球試薬
誤り。
スクリーニング赤血球試薬は不規則抗体スクリーニング用で、交差適合試験の供血者赤血球の代わりにはなりません。
覚えるポイント
- 主試験は患者血清と供血者赤血球です。
- 反応増強剤と抗ヒトグロブリン試薬を使います。
- スクリーニング赤血球と供血者赤血球を区別します。