113A036|第113回 歯科医師国家試験 過去問
基質小胞を形成するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b、d
この問題のポイント
基質小胞は硬組織の初期石灰化の場となる膜性小胞です。骨芽細胞と象牙芽細胞など、石灰化基質を形成する細胞に注目します。
解説
基質小胞は細胞膜から出芽して細胞外基質中に放出され、内部にCa²⁺とリン酸を集積してハイドロキシアパタイト結晶形成の核となります。骨の初期石灰化では骨芽細胞、象牙質形成では象牙芽細胞が関与します。軟骨内骨化では軟骨細胞も形成しますが、選択肢にはありません。
選択肢の確認
a.骨細胞
誤り。骨基質内に埋め込まれて維持・感知を担う細胞で、初期石灰化の基質小胞を主に形成する細胞ではありません。
b.骨芽細胞
正しい。類骨を形成し、基質小胞を介して石灰化開始に関与します。
c.破骨細胞
誤り。酸と酵素で骨を吸収する多核細胞で、石灰化基質を形成しません。
d.象牙芽細胞
正しい。象牙前質を形成し、象牙質の初期石灰化に基質小胞が関与します。
e.エナメル芽細胞
誤り。エナメル基質を分泌しますが、エナメル質石灰化は基質小胞による開始ではありません。
覚えるポイント
基質小胞=石灰化の核。骨芽細胞・象牙芽細胞・軟骨細胞が代表で、吸収を担う破骨細胞は除きます。
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