113C011|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床口腔外科学

良性腫瘍に比べて悪性腫瘍が生じる割合が最も高いのはどれか。1つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

唾液腺腫瘍は、一般に腺が小さいほど腫瘍全体に占める悪性腫瘍の割合が高くなります。選択肢では舌下腺が最も高率です。

解説

耳下腺腫瘍は発生数が多い一方、良性の多形腺腫やWarthin腫瘍が多く、悪性割合は相対的に低いです。顎下腺、小唾液腺、舌下腺へ進むほど悪性腫瘍の比率が高くなる傾向があり、舌下腺腫瘍はまれですが悪性を強く疑って評価します。これは「腫瘍の発生頻度」ではなく「発生した腫瘍のうち悪性である割合」を問う問題です。

公式の取扱い

厚生労働省の公式取扱いは、「問題として適切であるが、必修問題としては妥当でないため、正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する」です。

選択肢の確認

a.顎下腺
誤り。
顎下腺は耳下腺より悪性割合が高いものの、舌下腺ほどではありません。

b.口蓋腺
誤り。
口蓋腺は小唾液腺で悪性割合が高い部位ですが、選択肢中の最高は舌下腺です。

c.口唇腺
誤り。
口唇腺にも悪性腫瘍は生じますが、舌下腺より悪性割合は低いです。

d.耳下腺
誤り。
耳下腺では良性腫瘍が多く、悪性割合は大唾液腺の中で相対的に低いです。

e.舌下腺
正しい。
舌下腺に発生する腫瘍は悪性である割合が最も高いとされます。

覚えるポイント

  • 唾液腺腫瘍は耳下腺で多い一方、舌下腺では悪性割合が高いです。
  • 発生頻度と悪性腫瘍の割合を混同しないようにします。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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