113C010|第113回 歯科医師国家試験 過去問
歯周病の活動度を示す検査項目はどれか。1つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
歯周病の「現在の炎症活動」を示す所見と、「過去からの組織破壊量」を示す所見を区別します。
解説
プロービング時の出血(BOP)は、ポケット上皮下の炎症を反映し、現在の歯周炎症活動性を評価する代表的指標です。単回のBOP陽性だけで将来の進行を断定はできませんが、BOP陰性が持続する部位は安定している可能性が高いと考えます。プロービング深さやアタッチメントレベルは病変の程度、動揺度は支持組織や咬合の影響、PCRは口腔清掃状態を示します。
選択肢の確認
a.歯の動揺度
誤り。
支持組織喪失や炎症、咬合性外傷などの結果を反映しますが、現在の炎症活動度を直接示す項目ではありません。
b.プロービング深さ
誤り。
ポケットの深さを示し病変量の評価に重要ですが、深いポケットが常に活動中とは限りません。
c.アタッチメントレベル
誤り。
付着喪失の累積量を示し、過去からの組織破壊程度を評価します。
d.プロービング時の出血
正しい。
プロービング刺激で出血する炎症所見で、現在の歯周病活動性を示す指標として用います。
e.プラークコントロールレコード
誤り。
歯面のプラーク付着率を示す患者単位の清掃状態指標です。
覚えるポイント
- BOPは現在の炎症、CALは累積した付着喪失をみます。
- 歯周病活動性は一つの所見だけでなく経時変化と併せて評価します。
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