113C009|第113回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

患者の行動変容が病態改善に最も有効なのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d

この問題のポイント

行動変容が最も病態改善へ直結するのは、プラークコントロールや喫煙など生活行動の影響が大きい慢性歯周炎です。

解説

慢性歯周炎は歯周病原細菌を含むバイオフィルムを主因とし、セルフケア、定期受診、禁煙、糖尿病管理など患者自身の行動が長期予後を大きく左右します。歯科医療者による処置だけでなく、毎日のプラークコントロールを継続できるよう支援することが重要です。ほかの疾患は、患者行動だけでは原因そのものを除去できません。

選択肢の確認

a.歯髄炎
誤り。
歯髄炎は感染歯質や歯髄病変への歯科処置が中心で、行動変容のみでは改善しません。

b.歯根破折
誤り。
歯根破折は構造的損傷であり、生活行動の変更だけでは修復されません。

c.埋伏智歯
誤り。
埋伏智歯は解剖学的位置の問題で、必要に応じ外科的対応を行います。

d.慢性歯周炎
正しい。
日常の口腔清掃、禁煙、受診継続などの行動変容が病態と予後へ強く影響します。

e.根尖性歯周炎
誤り。
根尖性歯周炎は根管内感染の除去が中心で、行動変容だけでは治癒しません。

覚えるポイント

  • 歯周治療は患者参加型の治療です。
  • セルフケア、禁煙、全身管理、メインテナンス継続が予後を左右します。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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