114A049|第114回 歯科医師国家試験 過去問
H-E染色(非脱灰標本)でHematoxylinに染色されるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・e
正答
a、e
この問題のポイント
H-E染色ではHematoxylinが酸性成分を青紫色に染め、非脱灰標本では石灰化物も好塩基性を示します。
解説
Hematoxylinは実際には媒染剤との色素複合体として働き、核酸のリン酸基など陰性荷電をもつ酸性成分に結合します。そのため細胞核、特にクロマチンが青紫色に染まります。非脱灰標本ではカルシウム塩を保持した石灰化物もHematoxylinに染まり、好塩基性を示します。
一方、Eosinは酸性色素で、細胞質のタンパク質、膠原線維、赤血球などを赤色から桃色に染めます。本問では「非脱灰標本」という条件が石灰化物を選ぶ手掛かりです。
選択肢の確認
a.細胞核
正しい。核酸を多く含む細胞核はHematoxylinで青紫色に染まります。
b.細胞質
誤り。多くの細胞質はEosinで赤桃色に染まります。
c.赤血球
誤り。ヘモグロビンを多く含み、Eosinに強く染まります。
d.膠原線維
誤り。膠原線維は好酸性で、Eosinにより桃色に染まります。
e.石灰化物
正しい。非脱灰標本では残存する石灰化物がHematoxylinに染まります。
覚えるポイント
- Hematoxylinは核を青紫色に染めます。
- Eosinは細胞質、赤血球、膠原線維を赤桃色に染めます。
- 非脱灰標本では石灰化物が選択肢になります。
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