114A058|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

歯の形態分化期における発育障害はどれか。すべて選べ。

3つ選択
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正解: a・b・e

正答

a、b、e

この問題のポイント

形態分化期の障害では、歯の大きさや形の異常が生じます。

解説

歯の発育は、開始期、増殖期、組織分化期、形態分化期、基質形成期、石灰化期、萌出へと進みます。形態分化期にはエナメル器の形が決まり、歯冠・歯根の外形や大きさが規定されます。この時期の障害によって、歯冠内へ陥入する歯内歯、円錐状・栓状となる栓状歯、歯が小さくなる矮小歯などの形態異常が生じます。

低位歯は萌出後の位置・咬合高径に関する異常です。斑状歯は歯の形成期に過量のフッ化物へ曝露して生じるエナメル質形成障害で、単純な形態分化の異常とは分けます。

選択肢の確認

a.歯内歯
正しい。歯冠形態形成時の陥入によって生じる形態異常です。

b.栓状歯
正しい。歯冠が栓状・円錐状を呈する形態異常です。

c.低位歯
誤り。萌出位置や萌出後の咬合に関する異常です。

d.斑状歯
誤り。過量フッ化物によるエナメル質形成障害です。

e.矮小歯
正しい。形態分化期に歯の大きさが小さく決定された異常です。

覚えるポイント

  • 形態分化期は歯の形と大きさを決める時期です。
  • 歯内歯、栓状歯、矮小歯を形態異常としてまとめます。
  • 斑状歯はフッ化物によるエナメル質形成障害です。

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