114A059|第114回 歯科医師国家試験 過去問
ある機器の写真(別冊No. 23A)とその機器を使用している写真(別冊No. 23B)を別に示す。 院内感染予防対策でこの機器を併用する必要があるのはどれか。3つ選べ。

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正解: b・c・e
正答
b、c、e
この問題のポイント
口腔外バキュームは、飛沫・エアロゾルを多量に発生する回転切削、超音波処置、送気・噴霧時に併用します。
解説
エアタービンは高速回転と注水、超音波スケーラーは振動と注水により、唾液・血液・微生物を含む飛沫やエアロゾルを発生させます。スリーウェイシリンジも空気と水を噴射するため飛散を生じます。これらでは口腔内バキュームに加えて口腔外バキュームを発生源近くで使用し、診療室内への拡散を減らします。
ただし機器だけで感染を完全に防げるわけではなく、標準予防策、個人防護具、換気、器具の滅菌、ユニット周囲の清拭を組み合わせます。
画像の確認
実画像では、大口径の吸引口を患者の口元近くに配置して使用する口腔外バキュームが示されています。口腔内バキュームで取り切れず周囲へ拡散する飛沫やエアロゾルを、発生源の近くで吸引する機器です。
選択肢の確認
a.光照射器
誤り。光を照射する装置で、通常はエアロゾルを発生させません。
b.エアタービン
正しい。高速回転・注水により多量の飛沫とエアロゾルが発生します。
c.超音波スケーラー
正しい。超音波振動と注水によりエアロゾルが生じます。
d.マイクロスコープ
誤り。拡大観察装置そのものはエアロゾルを発生させません。
e.スリーウェイシリンジ
正しい。送気・注水によって口腔内の液体を飛散させます。
覚えるポイント
- エアロゾル発生の代表はタービン・超音波スケーラー・スリーウェイシリンジです。
- 口腔外バキュームは吸引口を発生源の近くに置きます。
- PPE、換気、滅菌・清拭など多層的な対策を組み合わせます。
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