114A084|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床口腔外科学

濾紙ディスク法による味覚検査で検出できるのはどれか。4つ選べ。

4つ選択
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正解: a・b・c・d

正答

a、b、c、d

この問題のポイント

濾紙ディスク法は、舌の神経支配領域ごと・左右別に基本味の検知閾値と認知閾値を測定します。

解説

濾紙ディスク法では、甘味、塩味、酸味、苦味の味液を濃度別に含ませた小円形濾紙を舌の定められた部位へ置きます。味を感じた最小濃度を検知閾値、味質を正しく同定できた最小濃度を認知閾値として調べます。左右別に実施できるので閾値の左右差や、別の味として答える味質の錯誤も検出できます。

前方舌の鼓索神経支配領域と後方舌の舌咽神経支配領域を検査できます。一方、喉頭蓋付近の上喉頭神経支配領域は、通常の濾紙ディスクを安全・正確に置く標準検査部位ではありません。

選択肢の確認

a.味質の錯誤
正しい。提示した味液と患者の回答を比較して検出できます。

b.検知閾値の左右差
正しい。左右の同じ支配領域へ個別に濾紙を置いて比較できます。

c.鼓索神経支配領域の検知閾値
正しい。舌前方部で味を感じ始める濃度を測定できます。

d.舌咽神経支配領域の認知閾値
正しい。舌後方部で味質を同定できる濃度を測定できます。

e.上喉頭神経支配領域の認知閾値
誤り。喉頭蓋付近は濾紙ディスク法の標準的な検査部位ではありません。

覚えるポイント

  • 濾紙ディスク法は検知閾値・認知閾値・左右差を評価します。
  • 鼓索神経は舌前方、舌咽神経は舌後方です。
  • 上喉頭神経支配領域は検査対象に含めません。

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