114A083|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯周病学

歯磨剤に含まれる薬用成分で歯肉の収斂効果があるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・b

正答

a、b

この問題のポイント

本問の薬用歯磨剤の成分分類で、歯肉の収斂作用に対応するのは塩化ナトリウムとヒノキチオールです。

解説

塩化ナトリウムは高張性によって歯肉組織の水分移動を促し、歯肉を引き締める収斂成分に分類されます。ヒノキチオールは抗菌・抗炎症作用も知られますが、この試験で用いる歯磨剤成分表では歯肉収斂成分として対応させます。成分問題では、名称だけでなく「齲蝕予防、抗炎症、収斂、酵素的プラーク分解、歯石予防、知覚過敏抑制」の目的を対応させます。

デキストラナーゼはプラーク多糖分解、ピロリン酸ナトリウムは歯石沈着抑制に用います。乳酸アルミニウムは象牙細管封鎖による知覚過敏抑制成分として整理します。

選択肢の確認

a.塩化ナトリウム
正しい。歯肉の収斂・引き締めを目的に配合されます。

b.ヒノキチオール
正しい。本問で用いる成分分類では、歯周疾患予防に用いる歯肉収斂成分として扱います。

c.デキストラナーゼ
誤り。デキストランを分解し、プラーク除去を助ける酵素です。

d.乳酸アルミニウム
誤り。本問では象牙質知覚過敏の抑制成分として区別します。

e.ピロリン酸ナトリウム
誤り。歯石形成を抑える目的で配合されます。

覚えるポイント

  • 収斂作用は塩化ナトリウム・ヒノキチオールです。
  • デキストラナーゼはプラーク分解、ピロリン酸塩は歯石予防です。
  • 乳酸アルミニウムは知覚過敏抑制と対応させます。

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