114B069|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

歯の形態異常と好発部位の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

癒合歯は2個の歯胚が結合した形態異常で、乳歯列では下顎乳側切歯と乳犬歯の組合せに好発します。

解説

癒合歯は形成中の隣接する歯胚が象牙質で結合したもので、通常は癒合歯を1歯として数えると歯数が減少します。下顎前歯部の乳歯に多く、下顎乳側切歯と乳犬歯の組合せが代表的です。結合部の溝にプラークが停滞しやすく、う蝕や歯周組織の問題、後継永久歯の萌出異常に注意します。

歯内歯は永久上顎側切歯に好発します。タウロドントは歯髄腔が根尖側へ延長し、根分岐部が低位となる形態で、永久大臼歯にみられます。Carabelli結節は上顎第一大臼歯の近心舌側咬頭に、プロトスタイリッドは下顎大臼歯頰側面にみられます。

選択肢の確認

a.歯内歯 ― 乳犬歯
誤り。歯内歯は永久上顎側切歯に好発します。

b.癒合歯 ― 下顎乳側切歯と乳犬歯
正しい。乳歯列の下顎前歯部にみられる代表的な癒合の組合せです。

c.タウロドント ― 下顎第二乳臼歯
誤り。タウロドントは主に永久大臼歯で問題となる形態異常です。

d.Carabelli結節 ― 下顎第一大臼歯
誤り。Carabelli結節は上顎第一大臼歯の近心舌側咬頭に好発します。

e.プロトスタイリッド ― 上顎第一大臼歯
誤り。プロトスタイリッドは下顎大臼歯の頰側に現れる過剰結節です。

覚えるポイント

  • 癒合歯は下顎乳側切歯と乳犬歯に好発します。
  • 歯内歯は永久上顎側切歯が代表です。
  • Carabelli結節は上顎、プロトスタイリッドは下顎の大臼歯です。

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