114B082|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

頰筋と上咽頭収縮筋の接合部に一致してできるのはどれか。1つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

頰筋と上咽頭収縮筋は翼突下顎縫線で連続します。この縫線に一致して口腔内にできる粘膜隆起が翼突下顎ヒダです。

解説

翼突下顎縫線は、上方の翼突鈎から下方の下顎骨顎舌骨筋線後端付近へ伸びる線維性腱膜です。その前方から頰筋、後方から上咽頭収縮筋が起始します。開口時にこの構造を覆う粘膜が隆起し、翼突下顎ヒダとして観察されます。

翼突下顎ヒダは下顎孔伝達麻酔の口腔内ランドマークとして重要です。頰小帯は頰粘膜から歯槽粘膜へ移る部位のひだ、口蓋舌弓と口蓋咽頭弓は口蓋扁桃の前後にある筋性の粘膜ひだです。上顎結節は上顎骨後方の骨性隆起です。

選択肢の確認

a.頰小帯
誤り。頰粘膜と歯槽部の移行部にみられる粘膜ひだで、頰筋と上咽頭収縮筋の接合部ではありません。

b.口蓋舌弓
誤り。口蓋舌筋を覆う前口蓋弓で、口蓋扁桃の前方に位置します。

c.上顎結節
誤り。上顎最後臼歯の後方にある上顎骨の骨性隆起です。

d.口蓋咽頭弓
誤り。口蓋咽頭筋を覆う後口蓋弓で、口蓋扁桃の後方に位置します。

e.翼突下顎ヒダ
正しい。翼突下顎縫線を覆う粘膜が隆起して形成されます。

覚えるポイント

  • 翼突下顎縫線は頰筋と上咽頭収縮筋の接合部です。
  • 口腔内では翼突下顎ヒダとして観察されます。
  • 翼突下顎ヒダは下顎孔伝達麻酔の重要な指標です。

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